みなみinfo
ストック出荷連合に所属する荒木保典さんは、奥さまと母親の３名で８５０坪の施設でストックを栽培しています。部会全体では、枝が分かれて花を咲かせるスプレー系のストック栽培の方が多い中、荒木さんは「花穂の大きさ」が魅力であるスタンダード系一筋で栽培をしています。
ストックの出荷は、１１月上旬から４月下旬まで行われ、冠婚葬祭をはじめ、クリスマス、バレンタインなど、華やかで優しい香りのストックは様々なイベントで使用されます。そんなストックの知名度を上げることを目指していた荒木さんは、６年ほど前に部会の代表を務めていた頃から「ＳＮＳ」を利用した情報発信が必要だと考えていました。
２０２０年にストック出荷連合のインスタグラムを開設してみたものの、なかなか上手く使いこなせていない状況が続きました。そんな中、共通の知り合いを通して、田原市の農業の魅力を発信する田原市出身の２人組ユーチューバー「宮下宮川チャンネル」のお２人と出会うことができ、チャンネル上でストック出荷連合の紹介はもちろん、インスタグラムの操作方法も教えてくれたそうです。
「お２人と出会い改めてＳＮＳについて考えさせられた」と荒木さん。今では、宮下さんと宮川さんの協力もあり、部会員全員でアイデアを出しながら投稿が途切れないよう定期的に情報発信が行われ、ストックの魅力を発信し続けています。
荒木さんは「ストックを多くの方に知ってもらうことが一番の目標。そのためにも、これから更にストックのＰＲに力を入れていきたい」と力強く今後の目標を語ってくれました。
