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第23回 通常総代会開催

農家所得向上と
安定した事業運営の確立を目指す

 

6月25日、渥美文化会館において「第23回通常総代会」が開催されました。
当日は総代定数500名、総代数482名の内、371名(本人出席272、書面出席99名)が出席しました。

 

各地域の総代をはじめ、行政や連合会関係者を来賓に招き行われた総代会は、間瀬浩文専務の「開会のことば」によって開会されました。続いて鈴木照彦組合長の挨拶では、JA事業への利用に対し感謝を述べるとともに、今後も格別なるご理解・ご協力をお願いしました。

その後の議事では、議長に選任された楠名雅義さんによって議事が進められました。総代会に先立ち行われた地区別総代説明会にて、議案の詳しい説明が行われていたことから、上程されたすべての議案及び附帯決議案は原案通り承認・可決されました。

この他に、当JAの組合員表彰規程に基づき、品評会等で好成績を収めた組合員に対しての表彰も行われました。

 

組合長挨拶抜粋

本日はご多用のところ第23回通常総代会にご出席いただきまして誠にありがとうございます。日頃より組合員の皆様には、JA事業に格別のご理解とご協力を賜り重ねて厚く御礼申し上げます。

JAの事業を振り返りますと、経済事業の販売品販売取扱高は、446億8千万円で、前年比99.2%、購買品供給取扱高は162億7千万円で前年比95.3%となりました。

販売事業では、花き部門は取扱高199億5千万円、前年比97.2%、青果農産部門は取扱高154億9千万円、前年比101.4%、畜産部門は取扱高90億7千万円、前年比100.2%となり、出荷量においては生産者の減少・高齢化や天候不順等により多くの品目が昨年より更に減少する結果となりました。

信用事業では、貯金残高1,934億円、前年比98.6%の結果となり、共済事業では長期共済新契約高は276億3千万円、計画比85.0%の結果となりました。事業損益面では、事業総利益は58億3千万円で前年比93.9%、事業利益は5億2千万円で5億8千万円減少し前年比47.3%となりました。

JA経営においては、金融情勢の変化等により、信用事業・共済事業の収益の減少が続くことが見込まれ、また近年の大規模施設整備への投資により生じる多額の減価償却費の影響もあり、従来のような経常利益確保は難しく、さらに厳しい状況となることが予想されております。

このような情勢下、持続可能なJA経営の確立と強化へ向け、第9次中期経営計画を策定し、令和6年度はその初年度となり組織の機構改革も含め実践することで、その達成を目指し事業運営に取り組んで参ります。JA愛知みなみの基本方針である地域農業の振興と組合員の農業所得向上、そして地域社会の活性化、更には安定した事業運営の確立を指針とし、組合員の皆様から信頼され「ありがとう」と言われるJAを目指して参ります。

今後も、何卒変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、私の挨拶とさせていただきます。

 

組合員表彰(敬称略)


  • 令和5年度第1回あいち牛枝肉共励会

    東海農政局長賞
    肉牛 株式会社 岸上牧場

  • 第62回農林水産祭

    日本農林漁業振興会会長賞
    JA愛知みなみスイートピー出荷連合

  • 第71回愛知県農林畜産物品評会

    農林水産大臣賞
    キャベツ 井本 奈央

  • 第25回田原市・JA愛知みなみ
    園芸農産物総合品評会

    農林水産大臣賞
    コデマリ 渡辺 雅哉

第72回関東東海花の展覧会
  • 農林水産大臣賞
    輪菊 大場 洋毅

  • 農林水産大臣賞
    ザミオクルカス 小久保 勝大

  • 農産局長賞
    スプレーぎく 渡会 貴

  • 農産局長賞
    アルストロメリア 森下 倉夫

  • 全国農業協同組合中央会長賞
    スプレーぎく 宮川 直士

  • 全国農業協同組合中央会長賞
    カラテア 荒木 祥充

  • 東海農政局長賞
    輪菊 福井 孝和


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