みなみinfo
JA愛知みなみ鉢物部会が栽培するシクラメンの出荷が11月上旬より始まり12月中旬に出荷のピークを迎えます。
今季のシクラメンは、夏の残暑と秋口の長雨、曇天が多かったことで非常に栽培しにくい環境だったため、やや出荷に遅れが見られるものの生産者の栽培技術により高品質なシクラメンが出荷されています。また、同部会では、暑さに強いF1系統の品種を導入するなどして、近年の夏の猛暑に対応しています。
生産者の小久保高浩さんは「シクラメンは4月頃まで楽しめます。家庭に飾りやすい小さなサイズもあるので、ぜひ一家に一鉢飾ってもらいたい」と話します。
当JAでは、17名が赤、白、ピンク、紫のシクラメンを栽培しています。田原市は温暖な気候であることから、他産地より出荷期間が長く1月までに約21万鉢が東海地方を中心に出荷が行われる見込みです。