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万能調味料「米麹」を使った料理で交流会

JA愛知みなみ女性部は、12月5日に米麹作りを行い、1月20日に行われた女性部交流会でその完成した米麹を使って料理を作り、交流を深めました。

 

12月5日『米麹作り』

女性部役員6名が集まり、協力しながら米麹作りを行いました。

まずは洗ったお米をの水気をしっかり切り、ご飯を炊くときより固めに仕上がるように蒸し器で蒸していきます。蒸し上がったお米に「こうじ菌」を入れ全体に行き渡るようにみんなで混ぜます。その後は、保温したまま各自が自宅に持ち帰り、毛布に包んだり、こたつに入れたりし30~40度を保ちながら、2日間かけて3回ほどほぐす「手入れ」を行い、米麹を完成させました。

初めて米麹を作った参加者は「みそを作る時にも手作り米麹を使って作ってみたい」「塩麹にして料理に使おうかな」と万能調味料である米麹の使い道を楽しそうに話し合っていました。

 

 

1月20日『女性部交流会』

女性部6グループ18名は「麹と田原産の食材を使った料理」をテーマに、各グループ毎にメニューを考案し25品を作りました。当日は、朝から調理が始まり、手が空くと他のグループの手伝いに行くなどみんなで調理を楽しんでいました。

 

参加者は、美味しい料理を食べながら「どの料理も美味しい」「全種類食べたいけど胃袋が足りない」と楽しげに話し、他グループの料理の作り方を聞き合うなど交流を深めていました。今回の交流会では、今まで参加していなかった女性部員にも積極的に声をかけることで、より女性部全体として仲を深めることが出来ました。

 

  • ぶりの塩麹カレー焼き
  • ごぼう味噌
  • 大根と豚肉の角煮
  • 鶏むね肉の塩麹ハム

この他にも、甘酒、じょじょ切り、焼き餃子、けんちん汁、野菜炒め、蒸しパンなど米麹や塩麹を使った料理を合わせて25品作りました。

『麹の豆知識』

麹について

麹とは、米・麦・大豆などの穀物にこうじ菌を繁殖させた発酵食品のことです。みそ、しょうゆ、みりんといった日本の伝統的な調味料は、米麹を利用して作られています。

麹に魚や肉、野菜などを漬け込むことで、食材の隠れた旨味を引き出したり、少ない塩分でも旨味を感じるため、減塩効果が期待できます。また、米麹で作った甘酒を調味料として使うことで、自然な甘味を加えることも出来ます。

このように、麹を料理に使うと料理の幅が広がり、食材の風味はもちろん栄養価の向上にも繋がります。

 

麹の効果

①腸内環境の改善と健康増進

麹に含まれる豊富な酵素(アミラーゼ、プロテアーゼなど)が消化を助け、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整えます。これにより、免疫力が向上し、便秘の改善や体調管理に役立ちます。

②美肌効果(美肌・アンチエイジング)

麹に含まれる「コウジ酸」には美肌効果があり、シミやくすみを防ぎます。また、アミノ酸やビタミンB群が肌の保湿やハリを保ち、抗酸化作用により老化防止にも役立ちます。

③生活習慣病の予防と疲労回復

麹の発酵成分は、血圧やコレステロールを調整し、動脈硬化や高血圧の予防に効果があります。さらに、アミノ酸やクエン酸が代謝を促進し、疲労回復を助けます。


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